少子化により過保護の家庭が多い。昔から過保護の親はいた。しかし今は、多すぎる。昔、30人に1人、今は30人中10人は過保護だ。当然、精神的にも肉体的にもひひ弱な育ちをしている。故にすぐにくじけることは言うまでもない。
小学2年生の子が幼稚園の年長レベルに感じる。6年生、来年は中学生だが、まだ3年生レベルの精神状態の子もいる。これらはさすがに10年前まではいなかった。中国の一人っ子政策で育った子供たちににているかもしれない。
この一つの原因に、家庭においての母親の強さにある。絶対的権限が父親ではなく母親なのである。最終的決定権も母親にある。父親の弱さが露呈している場面をよく見かける。情けない。父よもっと頑張れよと言いたい。
母親が主導権を握る家庭は、間違いなく超過保護である。これは、仕方のないことだ。動物が子供を守る一種の本能であろうから。