5年生、春休みに韓国へ遠征する。久しぶりの韓国遠征だ。過去、韓国には、5回ほど遠征とている。今回は、大阪のサッカーチーム、ヴェジットFCのアバウト金次郎監督の誘いにより遠征に参加する。日本から4チームが参加。

アバウト金次郎監督とは、20年以上の付き合いになる。夏、全国の少年チーム100近いチームを集めて大会を行う。片山も何度も参加している。炎天下の中の戦いは、精神的にも強くなる。片山は、予選で負け優勝がなくなると、残り試合があっても無視して帰ってしまう。なんと身勝手で酷いチームだ。でもそんな酷い片山でも翌年も参加させてくれるアバウト金次郎君。ありがとう。

このアバウト金次郎君のお嫁さんは、凄い美人だ。これは本当だ。私が言うから間違いはない。こんな不釣り合いな夫婦はない。10年がかりでものにしたというから、この粘りも凄い。韓国遠征、逞しくなって帰ってくることを期待する。

 

 

青田買い。Jのジュニアユーススカウトの方々が、小さな大会でも見に来る。練習会に参加してください。そんな言葉をもらう。5年生で3月の時期、早すぎるように思う。声をかけてもらうことは光栄に思うが、本人の成長を妨げる結果にもなる。本来なら6年の3学期あたりにセレクションをやってほしい。

今この時期、新チームを構成している最中だ。4月から始まるリーグ戦は、厳しい。今この時期に力を付けないと、リーグ戦で最下位になってしまう。それでなくとも超過保護に育っている最近の子供たち、心身の弱さは半端ではない。くじける、いじける、めげる、この三拍子がそろっている。のが今の状況だ。

レベルの低い試合で勝っても意味はない。私は、勝った試合は殆ど覚えていない。負けた試合しか覚えていない。まだ6年生に一度も勝っていない。これが今の力だ。

ただ、負け続けると負の連鎖に陥る。勝ちの連鎖もある。5年生同士なら3勝1敗が理想だ。あくまで県トップレベルのチームとの試合ではあるが。

 

昭和30年生まれ。今年69歳。70歳目前。芸能人では、明石家さんま郷ひろみ野口五郎江川卓、そしてケビンコスナー。なんと有名人が多いのだ。あっ、死刑になった麻原彰晃悪徳商法で殺された豊田商事永野一男も同期である。

私の妻も同い年で69歳。結婚して43年。離婚の危機数え切れず。70歳目前にして、貯金0円。コロナ禍により、日本政策金融公庫よりゼロゼロ融資の借金。さらに日本サッカー協会より融資受ける。やっと家の30年のローンが終わったと思ったら、またまた借金地獄。貧乏老人代表である。

現在、孫3人。愛人0人? パワハラ、セクハラ、カスハラ、全て当てはまる。80歳になっても、エロ爺、パワハラ爺、セクハラ爺、これで、天下を取るぞ。うふ。

 

 

 

 

 

 

この時期、6年との試合で、5年のこれからの成長度がわかる。現段階では、全く歯がたたない。今年の6年生が県のトップレベルの力ならわかるが、ベスト8にも入れないレベルとなれば、5年が勝つか悪くて引き分けに終わらなければ先はない。全国に10回程度出場したが、その時の5年チームは、何試合やっても悪くても引き分けに終わっている。

子供たちの士気も我々指導者たちの士気も全く感じられない。ホントに片山なのと、思ってしまう。本番は、独特な雰囲気と激しいプレッシャーの中で戦わなければならない。精神も肉体も全て持てる力を発揮しなければ互角に戦えない。そのためには、鬼気迫るような気迫で、選手たちを鼓舞し続ける必要がある。今の段階では、そんな雰囲気は、全く感じない。片山が浮上するには、まだまだ時間がかかりそうだ。

今日、5年生が6年生と練習試合をして、やっと引き分ける結果になった。ただ、3試合目がやっとの引き分けである。5年生の実力を測るバロメーターになるのが、6年との試合だ。3試合行って1勝2敗が最低ラインである。この時期、3試合行ったら1勝はしないといけない。全敗では先はない。引き分けであれば、まあまあというところか。6年生はこの時期、先に繋がる試合がないので、士気は上がらない、その意味で5年は、先に繋がる大会等があるので士気は高い。

やり方によって、5年生は、この時期になると1か月間で、大きく成長する。ただ、生半可な指導では、変化はない。個々の能力が決して高いわけではないので、強引に一人一人を引っ張り上げる必要がある。J下部組織のように能力が高く選ばれた子供たちと同じ土俵で戦うとなったら、精神的にも肉体的にも強靭に鍛える必要がある。

高校新人戦、西武台と武南が同時優勝した。西武台は、地元新座市にある。片山の卒団生も進学する。今年のチームに泉谷大二郎という卒団生が頑張っている。また、片山指導者総監督の中村クルマ氏の息子2人も在籍している。最近、昌平高校にトップの座を明け渡している。

同じ新座で残念ながら、片山は、全国どころか、県トップレベルにも達していない。この凋落ぶりは、私を含め全スタッフの責任にある。

私は、指導から退いて約5年。妻と共に子供の送迎バス運転手専門だったが、最近の片山の凋落ぶりに、目に余りあるものがあり危機感から復活することにした。復活と言っても年齢的にも2年間ほどだ。本来なら老害と言われても仕方のない年齢だが、このままだと片山が終わってしまう45年の歴史に終止符を打つことになってしまう。

少子化でありながら、続々と立ち上げる新チーム。こうなると自然淘汰は当たり前になる。今、強豪チームとして名を残せなければ、近い将来片山は消滅するだろう。

5年生、まだまだひ弱さが目立つ。情けない。簡単に失点する。チャンスに弱い。80歳過ぎの爺さんでも入れることのできるチャンスボールを外す。お前は目が見えないのかと言いたくなる。球際の弱さ、浮き球の競り合い、当たり負けする、体を張っての守りができない、ピンチでのクリアボールが蹴れない。これら全て精神的弱さである。情けない。

私が退いて5年、この間、誰も結果を出すことができない指導者たち。今日、久々に担当指導者に叱責してしまった。過去、担当指導者に恫喝的叱責は、何度もある。私は、子供に厳しい面、指導者にも厳しい。

埼玉県で、トップを狙うなら半端な考え半端なやり方では絶対無理だ。また普通でもダメだ。普通なやり方では普通のチームに終わる。能力の高い子が集まるチームなら教科書通りのやり方でもある程度強くなる。あくまである程度だ。そんなチームとてトップを取るには指導者の能力が必要だ。

私は指導者が、自信とプライドを持つことを嫌う。自信とプライドは、謙虚さに欠け、さらに成長と努力を妨げる。何年、何十年、優勝も経験していようが、自信は持ってはいけない。常に謙虚で、不安と悩みを持ち続けることで、自然と努力をするのである。ただ、人の3倍努力したと自他ともに認めるなら、若干の自負はしてもいいだろう。

勝負に絶対はない。では、どうしたら勝てるようになるのか? 練習や試合を数多くこなせば勝てるのか?  能力の高い子供を集めれば勝てるのか? 全てノーだ。答えは、単純明快、指導者の能力だ。この能力の中で最も必要なことが、熱意、情熱、気迫である。昭和と言われようが、大正と言われようが、明治と言われようが、これなくして天下は獲れん。

こんなことを言っているようでは、誰もついてこないよ。と言われる超パワハラ爺とは私のことである。齢70歳を迎える高齢者だが、勝負となれば、一切妥協しない。

その昔、主催者も敵、サッカー協会も敵、審判も敵、相手は、予備審も入れて15人が敵だ。全て敵だと思え。仲の良い強豪チームもライバルと呼ぶな敵と思え。若き時代、そんな考えで戦ってきた。

ただ、さすがに、審判を敵に回すと辛いものがある。やはり、審判さんは、神様です。この心で本番は、審判様には、できる限りゴマすりに徹しなければ、あかん。