夏休みも終わる。異常に暑い夏だったが、56年の夏の遠征は、異常に寒い遠征であった。負けて負けて、負けまくる遠征、あまりに寒すぎる。どこのチームかと思うほど負けてしまう。信じられないほど弱い片山である。56年生、夏の寒い遠足に終わってしまった。

 この情けない結果は、指導者も悪いが子供たちも、だらしない。今日、木曜日、練習日だが、5年、6年、合わせて20人ほど休んでいる。昨日、遠距離遠征から帰って来た。疲れたの、親が休ませたのか? 期待通り休む者がいた。6年生は、遠征後、翌日の練習を100%誰かが休む。100%である。あり得ないことだ。ふざけ切っている。勝てない原因は、これである。

 片山が強かったのは、練習量の豊富さにある。強かったとは、言うまでもなく過去形だ。圧倒的な練習量で、強靭な体と精神を鍛える。それにより身体能力や技術は負けても、相手に食らいついていく、走り負けしない、気合負けしない、これが片山だった。それが今は、見る影もない。

 選ばれた子供たちではない、普通の子供たちだ。身体能力もさほどない。運動能力も普通である。全く普通のお子様たちである。片山は、そんな子供たちが集まるチームだ。そんなチームを全国のトップレベルまで持ち上げるとなれば、当然並みの練習量では無理であろう。

 片山は、これから先は、並みのチームとして、負けても楽しいお遊びサッカーに徹するしかないか。