夏休みに入り6年生は、幾つかの大会に参加したが、ここでわかったことは、浮き球を多用してのパワーサッカーはできないことが判明した。接触プレーや体を張ってのプレーができないということだ。気が弱くビビってしまう。コーナーキックがいい例だ、ほぼ100%ものにできない。ビビりの典型である。
強引なプレーができない、ドリブルから強引に相手DFを突破しゴールを奪う力強いプレーができないFW。球際プレーが弱くルーズボールが取れないDF。常に相手の後ろに付く、まるで金魚のフン状態。積極的プレーをしないから常に相手がボールを支配する。
前線にボールを放り込んで勝負をかける戦術は、もはやできない。情けないが相手と同じDFで回しながら繋いで行く戦い方で、チンタラサッカーしかできない。このサッカーをやるとボールを支配しているように見えるので上手く感じる。さらに浮き球を処理する必要がなく前線は楽になる。
今年のチームは、今の状態では、厳しく激しいサッカーはできないだろう。平凡に繋ぐサッカーになるかもしれない。一度ある大会で、全試合一切蹴らないで繋げと厳命したことがある。結果、負けないで優勝したようだが、これがいかんかったわ。楽なサッカーを覚えてしまった。辛い時期に一回でも楽を覚えると、もう元には戻れん。
痛くない、怖くない、疲れない、これを覚えると厳しいサッカーはできん。特に精神的に弱い選手が集まっている今年のチームは、もうどうにもならんわ。