痔の手術が終わり退院して3週間。退院1週間後、痛み止めを飲むも夜中、激痛で目が覚める。机の角を尻に差し込まれた夢で目が覚める。痛み止めが切れたと同時に見るリアルな夢。すぐ痛み止めを飲むも効かない。時計を見ると午前3時。薬が効くまで痛くて眠れない。結果、目が完全に覚めてしまう。痛くて何もする気がしない。横になっているだけだ。本も新聞もテレビすら見る気がしない。そのまま朝である。これが、毎日続く。

 

朝、地獄の始まりだ。トイレである。この痛みと苦しみは、想像を絶する。ホントホント涙が出る。痛いのなんのって、この痛みは、同じことを経験した人でなければ絶対にわからんぞ。

 

トイレの後は、ガーゼを尻に張り付けるのだが、これはまるで、女性のナプキン状態である。少量の出血が毎日続くので、1日3~4回ガーゼを交換する。ホント女性と一緒だ。

退院して1週間後、まだ痛みは続くが、かなり楽になってきた。しかし、地獄は、まだまだ続く。その1、1週間後の検診である。傷がまだ治っていない状態で触診検査である。これが痛すぎる。この痛みも68年の人生で一番痛かった。過去、手指の骨折、足首の骨折、鼻の骨折、いろいろと手術を経験したが、手術後の痛みは痔の手術に勝るものはない。

 

痛みその2、やはりトイレである。出血はするわ痛いわ、痛いわ、もう最悪である。

痛みその3、動く、座る、激痛が走る。思わず声が出てしまう。

退院2週間、さすがに楽になってきた。しかし、トイレはまだ地獄だ。下剤を飲むも踏ん張らないと出ない。これがまた痛い。いつまで続くのか、、、そして退院2週間目の検診。また地獄だ。思わず、医師に「先生、検診はまだ必要ですか?」と聞いてしまった。すると先生は、あと2回~3回ですね。と軽く答えられました。おじさんショックでした。

 

もう行くのをやめようかとも思ったが、手術ご、予後が悪いと再手術もあり得ると聞いていたので、頑張って行くことにした。ああ~憂鬱だわ~