敗者は何も語ってはいけないし語る必要はない。語れば負け惜しみ以外ない。試合内容云々は関係ない。勝った方が強くて負けた方が弱かっただけだ。私が現場に本格的に介入するようになったのが、今年のこの学年で6年ぶりになる。

全国から遠ざかってから7年。他県に遠征すると埼玉県の片山など殆どの指導者が知らない。全国に顔を出さないとそんなもんである。他県の指導者から出る言葉はレジスタである。

弱いと能力の高い子が当然入って来ない。片山は幼稚園から育てているが、3年生ぐらいから、たまに能力の高い子が移籍してくることがあったが、最近は全くない。全国だけでなく県内の大会でも優勝争いに加わることもできない最近の状況では、誰にも見向きもしない。

近年、横文字のクラブチームが増えてきている。元プロ選手が立ち上げたチーム、Jチームの指導者が新たに立ち上げたチーム、また現存する強豪チームの指導者が新たに立ち上げたチーム、そんな本物を教えることができる指導者が新チームを続々と立ち上げている。そんな指導者は、短期間で強豪チーム成長させる力を持っている。我々としてはやっかいである。