勝負を左右する一つに対戦相手を決める抽選がある。これは大きい。抽選に恵まれれば決勝まで上がれることもある。もちろん実力があってのことだが。相手によっては相性もあり実力だけでは勝てない場合もある。
この抽選、私は拘る。大いに拘る。異常なほど拘る。「勝負は抽選から始まっている」「1試合目は抽選だ」これで決まる。こんな理不尽な言葉を指導者に浴びせる。そんな訳で、抽選の結果によって、私は大激怒することがある。「お前の運は最悪だな。どんな人生を歩んで来たんだ。」抽選に参加する担当指導者は、試合以上のプレッシャーだと言う。
Wカップ、オリンピック、本大会の抽選って、誰がクジを引いているんだろうか?もし日本サッカー協会の者なら「運のない奴に引かせるな」と言いたい。
勝負のセオリーは強い者が勝つだが、時には勝った者が強いと言う評価になることもある。それがトーナメントの試合だ。
10回やって9回勝てる相手でも本番1発に負ければ終わりということだ。勝負は厳しい。たかが少年サッカーだが、されど少年サッカー500分の一の確率を勝ち抜くには半端な気持ちでは勝てない。
今回、決して半端な気持ちで挑んではいないが、結果を顧みて、中途半端であったと言わざるを得ない。その意味でも我々指導者は大いに反省しなければならない。