新人戦、残念ながら地区予選で負けた。PK戦とは言え、負けは負けである。勝ちきれない精神的弱さは否定できない。昭和の指導、根性論、なぜかタブー視されている。スポーツは、いろんな言い方があるだろうが、根性なくして勝負は勝てない。きれいごと言っても最後は根性である。スポーツから根性と言う言葉がなくなったら勝ち負けの関係ないお遊びスポーツとなってしまう。

運動会で徒競走がなくなった。リレーもなくなった。マラソン大会もなくなった。保護者のクレームが嫌でやめたことは否めない。

最近、サッカーの指導者も、保護者のクレームを恐れて、叱咤激励をしない。小さな声での指示に終わっている。まるで独り言をいっているかのようだ。

スマホやビデオで、撮影する。さらに一部分を切り取って告発的なことをする。そんなことを恐れて萎縮しての指導になる。

「敵は身内にあり」こんな言葉が誠しなやかに聞こえてくる。

今現在の6年生、公式試合で、全く結果が出ないで終わっている。個々の能力は低くはない。しかし精神的な弱さは、歴代ベスト3に入る。私が怖くて練習や試合に来ない子、なら指導も試合も関わらないで、接しないようにした。が、公式大会は、さんさんたる結果に終わった。子供、親に妥協したらチームは全て終わる。学校教育の義務教育と違いあくまで自由参加である。埼玉500チームある。なら我が子と相談のうえ向いているチームに移籍は、仕方のないことだ。

厳しい指導に、子も親も落ち込む。なら見学に来なければいいのにと言うが、それはできないらしい。私は40年前から言っていることがある。「学校に毎日参観日ってある。?」子供の成長は、たまに見るからわかる。毎日見ていたら成長度がわからんだろう。こんな言葉を40年前から言い続けている。

へヘリコプータペアレント、ヘリコプターが、ホバリングしながら監視する。我が子のために大学は勿論、会社の入社式にも参加する親たち。中国の一人っ子政策となんら変わりない。