最近、指導者は試合中、大人し過ぎる。静かすぎる。暴言として捉えられることが怖いのだろうか。それとも格好つけているのか? 子供たちが考え発想して自分たちで試合を構成する。くそれもいいだろう。能力の高い選手を選定できるチームは可能だ。だが、我々のような弱小町クラブで、個々の能力も普通の子供たちとなれば、指導者が介入しなければ、全国トップレベルのチームと同等に渡り合えることは不可能だ。

私は、43年間揺るぎない持論がある。それは、指導者の熱意と気迫で「劣勢な状態でも優勢に持っていける。」相手より7・3で、負けている、得点ではなく、相手が10の力ならこちらは7、3こちらが劣っている状態である。

3程度なら、指導者の熱意と気迫で同等に持っていけるということだ。さすがに10対4ぐらいの力関係となればムリだ。この持論はサッカー指導を始めて43年間、揺るぎない。

今、J1の町田セルビアが先頭を走っている。J1としては新人である黒田監督。元青森山田高校の監督だ。この監督が試合中選手たちに鼓舞する熱い指示と気迫は、J1の監督の中で断トツだ。

他のチームの監督連中は、格好を気にしているのか、冷めた指示に冷めた指導である。日本代表の森保監督も熱い。元監督のトルシエに近い。

熱く燃え激しく選手を鼓舞する、すると相手より力が多少劣っていても挽回し五部に戦えるということだ。冷静な指導も大事だが、より熱く激しく選手と共に戦えということだ。指導者の皆さん熱い指導で頑張りましょう。うふ。